小骨のイロイロ


心に引っかかったイロイロについての独断的感想文です。
by unza-rie
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はしり雨

藤沢周平

短編。
酔うとだれかれ構わず家に連れてくる亭主が
ある日乞食のおばあざんを連れて来てしまい、家に居ついてしまう。
表題「うしろ姿」はかなり面白かった。
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by unza-rie | 2007-08-28 09:26 | 書籍

時雨のあと/橋ものがたり

藤沢周平

時雨のあと
年老いて、実の息子ともまともに話が通じなくなった老人が
考えてた事は昔の女の事だった。
この話読んで、北杜夫の「静謐」という短編を思い出す。

何十年も家の厄介者として小さくなって暮らしている大叔父
が、ただ一人慕ってくれた姪を助ける話とか、
老人話が面白かった。

橋ものがたり
様々な人間模様があるけれど、これを現代ものに置き換えたら
結構俗っぽいなあと思う様な話でも、江戸時代だと趣が感じられてくるから
不思議。江戸と言うフィルターで現実からちょっと離れられるからかな。
とは言っても、中の人物はとてもリアルに感じられ、入り込める。
この作者は女に幻想を抱いてなくて現実的だなと思う。
多情だったり打算的だったり、わがままだったり、でも
それをその人となりとして、とても自然に受け入れた形で書いてるので
好きです。
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by unza-rie | 2007-08-19 23:20 | 書籍

天然コケッコー

主人公のそよちゃんがあまりにカワイいのと、
オオサワ君がめちゃカッコいいのと、
小さいさっちゃんが可愛すぎるのと、
猫がたくさん出て来るのと、
方言が素敵だったから、機嫌が直りました。

分校とまでは行かないけど、私もど田舎出身なので
色々懐かしかった。
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by unza-rie | 2007-08-18 01:15 | 備忘録

街のあかり

大好きなアキ・カウリスマキ作品だったが、
「過去のない男」と比べてしまい、少し退屈だった。
監督の独特の世界は変わってないけれど、
主人公が情けない割に、意外にいい男なのが、私のツボから外れた。
お盆の渋谷は人がいないだろうと思って出かけたのに
意外といっぱいいて、がっかり。
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by unza-rie | 2007-08-18 01:10 | 備忘録

時雨みち

藤沢周平
短編集だが、時にえ?ここで終わっちゃうの?って位のあっけない終わり方。
それがまた想像をかき立てる。
最後の解説に詳しく書いてあって、納得。
人間の愚かさ、世の中の不条理さを書いた作品の多い中、
「おさんが呼ぶ」は、カタルシスを感じる大好きな作品。
「亭主の仲間」もかなり不気味でぞくっとする。
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by unza-rie | 2007-08-18 01:05 | 書籍

トランスフォーマー

マイケル・ベイだから期待はしないけど、スピちゃんだからちょっと期待して。
予告で見たときも、トランスフォーム(変身)のすごさに思わず、おおお〜!
って感動したんだけど、やっぱり最初にトランスフォームを見たときは、
おおおおお〜!って感動しました。
だけど、この映画は、全くハリウッドらしい、単純でスカッとしたい何にも
あとに残らない映画。トランスフォームのすごさをすげえすげえと見る映画でした。
子供とか、ロボ好きの男の子にはかなり来るんじゃないでしょうか。
その部分はすごくわくわくします。
ガンダムっぽいと聞いてたけど、どっちかと言えばパトレイバーっぽい?顔が。
ロボが人間臭くて、しかも人間にこれでもかって都合の良いほどの良い人(ロボ)
っぷりに、A.I(のつまんなさ)を思い出しました。
ラスト近くなると、アクションばっかりで思わず眠くなったけど、
トランスフォームがすごいから、まあ面白かったです。
画面が早すぎて、チカチカしました。
動体視力をもっと鍛えないといけません。
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by unza-rie | 2007-08-13 14:26 | 備忘録

図鑑に載ってない虫

三木作品だからと期待してたらがっかりな結果に。
やり過ぎ感が痛さになって、面白くないよ、
やっぱりやり過ぎはいけないと思いました。
小ネタは面白いけど、肝心の芯がない。だから眠くなりました。
伊勢谷ゆーすけさんはかっこ良かったです。
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by unza-rie | 2007-08-05 15:37 | 備忘録

春秋山伏記

藤沢周平著

最近読み始めた藤沢作品ですが、
今までわりと硬派な?侍の話を読む事が多くて、
武士の潔さ、かっこよさ、強さが全面に出ていたので、
池波は庶民派、藤沢は侍物という括りをなんとなく持っていたのですが。
そしてどちらかと言うと、藤沢は男性が好みそうだな。
出てくる女性もきれいな人が多いし。私はやっぱり池波だなー。
(なにせ、池波作品にはほとんど美人が出てこない)と
なんとなく思っていたわけですが。

この作品で、ついに大好きになってしまった。
物語はある村にやって来た山伏を中心に
村に起こる様々な出来事を短編形式で書いているのですが、
何が良いかと言うと、言葉が全部東北(庄内)弁なのです。
そう言えば、映画で見たたそがれ清兵衛も方言だった。
その響きがすごく良いのです。
そして、村に住む人々の普段の生活をとても温かく
見つめているその視点というか、空気が心地よくて、
いつまでも浸っていたい気持ちになって、
もう読み終わってしまうのかーと本当にさびしくなりました。
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by unza-rie | 2007-08-05 15:32 | 書籍

腑抜けども悲しみの愛を見せろ

本谷有紀子著

映画が良かったので、原作も買ってみました。
映画を観て原作も読んだのは
「ジョゼと虎と魚たち」以来。

小説の方でわりと細かく描かれている宍道の嫁については
映画でそこまで掘り下げてしまうと、主人公がかすんでしまうくらいの
不幸さでインパクトがある。
細かい登場人物やエピソードも変えたり省いたり、エンディング変えてるけど
映画は映画でかなり完全に独自の世界を作っていて、
どっちも面白かった。
宍道のキャラはかなり印象が違うけど、それはそれで良いし、
映画に出てこなかった猫おばさんは、もしやるとしたら松金よね子か
林家パー子が良いなと思ったり。
ただ、最後まで清深の行動と考えは抑えられていて、それが
最後にどかーんと来る。
そして、映画監督との文通についても、どこからが…って所は
曖昧になっていて、読者によって感じ方が変わるのかな。その辺、上手いなと思った。
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by unza-rie | 2007-08-05 15:12 | 書籍


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